高齢出産ママの気ままな人生

50代高齢出産ママの毎日

母 そして自分の老後

私の母は、介護付き老人ホームに入居している。


父が亡くなってからも、ずっと実家で長いこと一人暮らししてた母。近所にお友達も多く、一人暮らしを謳歌していた。


当時の母のスケジュールは、下記のようであった。


月曜:鍼の先生が来て、マッサージや鍼をやってもらった後、一緒にお茶やおしゃべり。
火曜:リハビリ運動教室に行く。
水曜:ヘルパーさんが来る。
木曜:近所のお友達数人と、家でお習字教室とお茶会。
金曜:カラオケ教室。
土曜と日曜:近所に住む妹が訪問。


歳をとるにつれ、日々の食材の買い出しもきつくなったようで、生協のデリバリーをよく利用していた。食料を買いすぎて(買ったことを忘れて)、冷蔵庫があふれかえっていることがよくあった。


あるとき浴室で倒れ、入院、手術。



その後の対策として、妹夫婦と同居するか、老人ホームに入居するかの選択を迫られ、



母は老人ホーム入居を選んだ。


「これでよかったのか、これが母の幸せなのか?」と妹が度々言うのだが、母本人のチョイスなのだから、よしとするしかない。


以前から「あんたたちの世話にはならない」と、よく言っていたから。


老人ホームで母に新しいお友達ができるといいな、と思っていたが、母よりずっと介護度が高い方が多いらしく、お友達がいないらしい。


実家にいたころは、お友達がたくさんいた人なので、この点がかわいそうなのだが。


母を見ていると、自分の老後も考えさせられる。

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