高齢出産ママの気ままな人生

50代高齢出産ママの毎日

大好きだった友達

今も時々思い出す、大好きだった友達。


以前働いてた職場の同僚だった。
私より2歳年上の、優しい女性。


ナチュラル志向で、環境問題にも熱心だったから、
ランチでテイクアウトのお店に行っても、
割りばしをもらわず、自分のお箸を使っていたっけ。


私も彼女に習って、そうするようになった。


私が職場を辞めて遠くに転居しても、
お互いお手紙を出し合い、友情は続いていた。


年に1度会えるか会えないかだったが、
会えるときには、わざわざ下見までして、
私のために美味しいお店を探しておいてくれた。


いつも私がチャレンジすることを応援してくれて、
興味を持ってることは、一緒におもしろがってくれて。


ある日、卵巣嚢腫の手術をしたので、仕事を辞めて自宅療養中との知らせが。


回復してるから大丈夫、とあったので、
またの再会を楽しみにしていたら、


翌年、突然ご主人から訃報の知らせ。


実は彼女は卵巣がんと闘っていたのだ。


46歳の若さで、亡くなってしまった。


私が心配すると思って、本当のことを言わなかったのだ。


生前の彼女の意思で、彼女はお墓に入らず、
海へと帰っていった。


今もずっと心の中にいてくれる大切な友達。
私に優しくしてくれてありがとうね。


あなたと過ごした楽しい時間は、私の一生の宝物です。
生まれ変わっても、またお友達になって下さいね。
またいっぱいおしゃべりしようね。

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