お葬式手配のこと。その4
続きです。
お寺さんととりえず和解し、葬儀当日を迎えた。
私たち身内と、葬儀屋さんを紹介してくれた従弟だけで
ささやかに送るつもりだったが、
晩年の母と最期まで親しくして下さった、
ご近所のお習字仲間の3人の皆様が、
どうしてもお別れしたいから参列させてほしい、と言って下さるので、
加わって頂いた。
お棺の中にたくさんの美しいお花や、
生前母が好きだった物、よく使っていた物をいれながら、
それぞれに最後のお別れの言葉をかけて、
ご住職が読経して下さる中を、
一人ずつお焼香をし、
その後焼き場に入るお棺を見送った。
人って、最後はあんなに小さい骨になってしまうのよね。。。
骨壺を抱き上げたとき、
ああ、これで本当に母はこの世から去ってしまったんだな、と思った。